カーボン 破損部分研磨

昨日の情けない事故(過去記事)からいまだに立直れないままですが、ファーストエイドを開始しました。

カーボンの破損は放置すると大変なことになると聞いてました。

カーボンの破損部分を放置すると、水が浸入→寒い日に氷になりカーボンフレームの内面から亀裂&破損することもあるらしい恐ろしい。そんなことになったらもはや修復不可能です。

予定しているカーボンシートでの補修・補強が開始できるまでの数日間のための処置として、先ずは破損範囲の確認。そして仮修理を施すことにしました。

(カーボンシートもプライムで翌日配達と勘違いしてました、、、)

作業①: 破損部分の確認

※破損の度合いをしっかりと把握して、補修の種類や範囲を確定させるのが目的

状態はこんな感じでささくれ立っています。これではどれくらい深く傷を負っているのかわかりません。
サンドペーパでささくれをこすりとって、深部を確認することにしました。

↓サンドペーパは240番を利用↓
240番で正解!

目が粗過ぎて傷だらけにもならず、

目が細かすぎてなかなか削れない。

とても綺麗に仕上げることが可能と思います。

240番おススメです。

(良し悪しは仕上がりを見てご判断ください)

ちなみに、生まれて初めてカーボンをサンドペーパで削ることになったのですが、柔らかい石の表面を削っているかのようにカンタンに削れてい行きます。

今回の破損部分は2cm X 1cm程度の範囲で5分程度で仕上がりの写真の程度になりました。

↓仕上がり具合はこんな感じです↓美しい。我ながら満足w

痛々しささくれバッタ状態から、この仕上がりにはかなり気持ち的に救われました。

ペラペラめくれてくる感じなのでやり過ぎはNGとか思いました。

←布で拭いたらこんな感じで繊維が引っかかります。

非常に微細なささくれが残っていると想像。あまり素手で触らない方がよさそうです。

重要)カーボンの取り扱いにて

気軽に防護もせずカーボンを削っていたのですが、これってとても健康に良くないと息子に指摘されました。「火山灰と同じで肺に入るとよくないなどなど(ほんとか?)」詳しいことは後日調べるとして、カーボンを吸込むとアスベストと同じくらいキケンかもしれないので、マスクをするなり手袋を装着してください。

作業の話に戻して、

綺麗に表面処理ができたので破損部分を確認してみました。深度は最大1.5mm程度と思われ、深部での折れなどは確認されませんでした。強度が落ちていることは確実なので、後日カーボンシートでの補修・補強を試みようと思います。

取り急ぎ、水の侵入を防ぐために100均でビニールテープを購入しティッシュで破損部を抑えてテープでぐるぐる巻きにしておきました。これでしばらくは水の侵入は防げる。

部材が届くまではこのまま放置です。

通勤は別のチャリ(アルミ合金)で行くことにしようw

本日のまとめ)

カーボンの破損部分を放置すると、非可逆的に破損する恐れがあるので雨や水に濡れないように仮の防水処置をするべき。また、カーボンのささくれ部分をサンドペーパなどで研磨する場合は、防護を正しく行ってカーボンの粉を吸込まないように注意しましょう。

注意)カーボンフレームのサンドペーパーによる研磨の際はPPEを正しく行いましょう!

①防護眼鏡 ②マスク ③手袋(ビニールが望ましい)

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